オリジン流
"売れる戦略"

人が存在するかぎり“食”を扱うビジネスはなくなることがありません。それだけに多くの企業が参入し、激しい競争を繰り広げています。そうした状況の中でも、全国に約800拠点と、オリジンブランドが人々の暮らしに根を張り、枝葉を広げることができたのは、『私たちは「楽しさ」「豊かさ」「快適さ」を追求し、食を通して、人々の暮らしに貢献し続けます』という経営理念のもと、地域に根ざした「家庭の台所代行業」として“食”の提供に誠実に取り組んできたからです。
地域のお客さまを家族と思い、子どもにも安心して食べさせることができる惣菜、「おいしい」と思ってもらえる商品を提供するには、なにが必要かを考えました。その答えとなったのが、「安全で新鮮な食材」「健康的なメニュー」「飽きない味」「値ごろ感のある価格」「できたての提供」でした。これらすべてを踏襲したのがオリジンの商品なのです。コンビニエンスストアでは、できたて、がネックになるはずです。さらに100g 183円という均一価格で好きなものを好きなだけ盛り合わせることができる、惣菜の量り売りというビジネスモデル。オリジンの事業は発想の段階から差別化が明確だから、強いのです。

「フリースタイル」
という最強モデル

店舗開発においても、立地を選ばない最強のビジネスモデルを構築し、駅前にかぎらず、郊外に進出しています。コンビニエンスストアの統廃合などにより、地方には撤退した店舗跡地がたくさんあります。その土地に適した業態で勝負できるのがオリジンの強み。そこで切り札となるのが、2016年よりスタートしたフリースタイルレストランです。キッチンオリジンの「中食(テイクアウト)×外食(イートイン)」をモデルに、イートインスペースを大幅に拡大しました。従来のテイクアウトメニューに加え、定食や麺類などのイートインメニューを豊富に取り揃えています。
テイクアウトの需要は平日が中心ですが、イートイン機能を充実させることにより、土日も集客を見込めます。イートインが満席でオーダーが伸び悩んでも、テイクアウトは回転がよく商品をさばけるため、売上が停滞することはありません。フリースタイルレストランは、経営が難しいと言われる路面店で半世紀以上も営業を続けてきた当社が、“売れる”ノウハウを総動員した次世代モデル。この新しい業態で日本の“食”のインフラを実現していきます。

失敗を恐れずに
挑戦し続ける

私たちの歴史は、新しい業態へのチャレンジの歴史とも言えます。「オリジン弁当」は、手づくりの惣菜を均一価格で量り売りするという、独自のテイクアウトモデルにより世の中に広まりました。「キッチンオリジン」では、オリジン弁当のテイクアウトはそのままに、イートインスペースを設けるという新しい発想でブランド力を高めました。そして、キッチンオリジンよりもゆとりのある店舗で、イートイン機能を充実させた「フリースタイルレストラン」を武器に、全国に路面店を展開する一大企業への成長を目指しています。
ライフスタイルが多様化する時代においても、オリジンブランドが輝き続けることができるのは、「お客さまのために、失敗を恐れずに挑戦し続ける」という哲学を共有しているからです。例えば、自社工場を持つことも大きな決断でしたが製造高が2014年と比較して2016年は2倍に伸びています。工場で作った調味料などの製品は自社の店舗にしか卸しません。このモデルは全店舗直営だからできること。私たちはこれからの時代、品質の戦いになると予想しており、品質担保のためには自社工場の存在がますます重要になると考えています。現状に甘んじることなくクオリティを追求して、オリジンブランドがお客さまの暮らしになくてはならないものになるようブランド力を高めていきたいと考えています。