オリジン流
“売れる戦略”

人が存在するかぎり“食”を扱うビジネスはなくなることがありません。それだけに多くの企業が参入し、激しい競争を繰り広げています。そうした状況の中で も、全国に約850の販売拠点と、オリジンブランドが人々の暮らしに根を張り、枝葉を広げることができたのは、『私たちは「楽しさ」「豊かさ」「快適さ」を追求し、食を通して、人々の暮らしに貢献し続けます』という経営理念のもと、地域に根ざした「家庭の台所代行業」として“食”の提供に誠実に取り組んできたからです。
地域のお客さまを家族と思い、子どもにも安心して食べさせることができる惣菜、毎日食べていただけるような商品を提供するには、なにが必要かを考えました。その答えとなったのが、「安全で新鮮な食材」「健康的なメニュー」「飽きない味」「値ごろ感のある価格」「できたての提供」でした。これらすべてを踏襲したのがオリジンの商品なのです。コンビニエンスストアでは、できたて、がネックになるはずです。さらに100g 183円という均一価格で好きなものを好きなだけ盛り合わせることができる、惣菜の量り売りというビジネスモデル。オリジンの事業は発想の段階から差別化が明確だから強いのです。

安全・安心のために
「自社栽培」「自社生産」

店舗開発において、中食(テイクアウト)と外食(イートイン)を両軸で展開し、お客さまのライフスタイルに応じて使い分けていただくことができるのがオリジンの強み。お客さまの食のニーズにきめ細かく応え、お客さまにとってなくてはならない店づくりに取り組んでいます。
そして店舗で収集したお客さまの声やニーズは、いち早く本部、工場の商品開発スタッフ、農場のスタッフ間で共有し、新たなメニュー開発や味の改良・開発に生かしています。この「自社開発」こそがオリジンブランドの切り札です。自社工場を持つことは大きな決断でしたが、製造高が2014年と比較して2016年は2倍に伸びています。2018年には第2工場を作り、製造高を大幅に伸ばしています。工場で作った調味料などの製品は自社の店舗にしか卸しません。このモデルは全店舗直営だからできること。私たちはこれからの時代、品質の戦いになると予想しており、品質担保のためには自社工場の存在がますます重要になると考えています。現状に甘んじることなくクオリティを追求して、お客さまの暮らしになくてはならないものになるようブランド力を高めていきたいと考えています。

失敗を恐れずに
挑戦し続ける

私たちの歴史は、新しい業態へのチャレンジの歴史とも言えます。「オリジン弁当」は、手づくりの惣菜を均一価格で量り売りするという、独自のテイクアウトモデルにより世の中に広まりました。「キッチンオリジン」では、オリジン弁当のテイクアウトはそのままに、イートインスペースを設けるという新しい発想でブランド力を高めました。そして、私たちの外食の原点ともいうべき「中華東秀」は「れんげ食堂 Toshu」へと進化し、お客さま層を広げ、人々の健康的な食文化を支える一大企業への成長を目指しています。
ライフスタイルが多様化する時代においても、オリジンブランドが輝き続けるためには、「お客さまのために、失敗を恐れずに挑戦し続ける」ということが重要だと考えています。そのために効率的で生産性の高い店づくりを追求するとともに、農場・工場・本部が1つになって商品開発や品質管理に取り組んでいます。仕入れにおいては海外でのネットワーク構築に力を入れています。成長し続けるためには、新業態の開発も進めていかなければいけません。毎日がトライ&エラーの連続ですが、失敗を恐れずに挑戦し続ける風土があるかぎり、私たちは前進していけると信じています。